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2005/04/18 22:51 |
バイトの帰りに古本屋によった。最近ずっと手塚治虫を読みあさっているので古本屋に反応するようになっている。漫画界の巨匠と言われていても、今までは読む気してなかった。僕のイメージ性のへぼさからか、絵をみてもいかにもつまらなそうに思える。でも読み始めれば虜になり未完の作品に至っては発狂しそう。
よくもこんなにもたくさんの名作が作れるな。その頭脳の仕組みを知りたくなる。だいたい芥川賞とったらおしまいだし、オリコンにしても一発屋が目立つね。誰にでもひとつぐらいは秀でた所はある。悪く言うと馬鹿の一つ覚え。でも天才はあらゆるテーマに天才さを発揮してしまう。頭脳はおそらく宇宙的になっていると思うしかない。
今日手に入れたのは『ネオ・ファウスト』と『ルドルフに告ぐ』と『ルードヴィヒ・B』。奥に埋もれてるはずのを探り出してくれた。古いし焼けているけど、大型版でなんか凄みがある。はだしのゲンの作者の本も買った。それは上下で2000円だったけど、1000円にしてくれた。いい本は売りたくなかったようだ。
反面いい本を買ってくれるとうれしいという気持ちもわかるな。今はエロ本しか売れないらしい。手塚治虫をレジに持っていっただけであんなに親切にしてもらえた。いかにも現代人として、手塚治虫という人がここまですごい人だということを体感したことがなかった。
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